2018年3月4日日曜日

ノラバー日曜生うたコンサート

急に気温が上がり、着て行く服を迷うほど。そんな沈丁花の香りが風に乗って届く3月4日ミシンの日、日曜日の午後。私鉄は郊外に向かいます。西武柳沢ノラバーで毎週開催されている『日曜生うたコンサート』にて、カワグチタケシ2018年春の朗読ワンマンライブでした。

直前までなかなかゆったりした予約状況だったのですが、前日当日にご連絡をいただき、ふたを開ければ満員御礼。皆様どうもありがとうございました!

 1. Here, There, And Everywhere / The Beatles
 2. Doors close soon after the melody ends
 3. 世界の渚
 4. コインランドリー
 5. チョコレートにとって基本的なこと
 6. バースデーソング
 7. 森を出る
 8. ケース/ミックスベリー(新作)
 9. 名前
10. スターズ&ストライプス
11. 永遠の翌日
12. 新しい感情
13. 観覧車
14. 水玉
15. 花柄
16. Thank You / The Pale Fountains

テーマは Winter into Spring。3月といえばどうしてもあの震災のことを思い出します。それで当初予定していなかった「バースデーソング」をセットリストに加えました。御来場特典の訳詞集 "sugar, hpney, peach +love4" に収録の10曲のうち2曲をオープニングとエンディングに置き。

「世界の渚」を5年ぶりに朗読しました。「ケース/ミックスベリー」はライブ2日前に出来たばかりの新作、「名前」「スターズ&ストライプス」「永遠の翌日」もまだ活字では発表していない作品です。

僕の書く詩はどちらかといえば硬質な語彙で、構成や音韻もある程度かっちりしているためか、ライブも割合ソリッドな空気感になることが多いのですが、今回は導入のトークからふんわり春らしい雰囲気を作ることができたように思います。MCでも言いましたが、ライブは出演者だけでなく、お客様もスタッフも全員で創る時間。「みんなに助けられて」とはよく聞く台詞ですが、今回ほどそれを実感したことはありません。

そしてノラバーといえば店主ノラオンナさんの素晴らしいお料理。ポテトサラダ、玉子焼き、大根油揚げ巻き。人気の定番メニュに加え、胡瓜の白胡麻おひたし、うどの酢味噌和え、菜の花ごはん。ほろ苦さって春の味覚だな、と思います。ハイボールも進み、楽しいおしゃべりが夜更けまで続きました。

 

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